Academy-OB Choral Diary(練習日記)

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2024年1月20日

記事の編集
長岡フェニックス合唱団に加わる我々がこの黒表紙の楽譜を手にしたのは昨年晩秋か年末か。本番はバッティストーニ指揮で東フィルというと、おのずとそれなりのレベルが求められ、一方で、練習は1月13日からで3月24日の本番に臨みます。本番には参加できない主力メンバーもいることもあり、私は大きな危機感と使命感とを勝手に感じ、普段以上に楽譜に鉛筆で書き込み、色鉛筆とマーカーで7色ぐらいを塗りたくり、細かい字が読みにくいところは紙を貼って大きく字を書いて(小さい字が見づらくなってくるお年頃なので)、年末年始は短時間ながら毎日楽譜を見ていました。歌ったことのある曲ならともかく、リベラ・メや凱旋行進曲を自主練習なしにできる人なんてほとんどいないと思います。そして迎えた今日は、まず北條先生から発声指導です。イタリアオペラに取り組むにあたる注意事項を中心にご指導をいただきました。いつもながら、その時々の我々にとって役に立つことは何かということをまず念頭にご考慮頂いた指導をいただきとてもありがたく思います。uとかiとか、日本語の口語の発音ではなくオペラ用の口形とするだけでそれらしくなるものです。本日の練習は凱旋行進曲に初めて取り掛かりました。指揮者からは、長岡組の様子も伝えられ、長岡組との融合を想定して指示内容をご準備いただいていることがよく感じられるご指導でした。力不足ながらも歌う側はそれに少しでも強く応えたいと感じたのは私だけではないと思います。特に印象に残っているのは、低音域の時のアクセントをしっかりやること、巻き舌、歌いだしの子音(gloriaの入りなど)です。持論ですが、歌いだしの子音は音符の前に出す(音符が始まる時に母音に入る)くらいの意識で歌わないと、母音の音量だけでは東京フィルの演奏に合唱がかき消されてしまうような気がします。
本番までが短いという厳しい条件だからか、普段より熱く語ってしまいましたが、精神論だけでなんとかなるものではなく、慌てて判断を誤ることだけは避けるべきです。これも持論ですが、切羽詰まった現状でも余裕ある時でも変わらないことがあると思います。まずは歌える場があるありがたさを実感し、その分十分に楽しんで歌うこと、これこそが何よりも尊い重要なことと思っています。
ベースTT





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