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2021年1月9日
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新しい年最初の練習
年明け早々に緊急事態宣言が発令され、予定していた集合練習は残念ながらzoom練習に切り替えられました。 実は、年末からの新規感染者数の急増でかなり憂鬱な気分になり、そこから脱出できないまま練習に臨んでしまいました。ところが、北條先生のレッスンは、リアルレッスンに勝るとも劣らない、気持ちが前向きになるレッスンでした。 特に口輪筋!つまりは唇の周りの筋肉なのですが、この筋肉の「存在」は強く印象に残りました。maとかbaの発音の時、唇ではなくこの筋肉を動かす意識を持ちましょう、と。確か、以前も教えていただいたのですが、哀しいかな、今回ほど強烈な印象はなく……。とにかく、言われたとおりにやってみると、なんと、口の動きが軽くなるのです。そして、私の頭の中は他のことを考える……ABBAの曲の中でたくさん出てくるwの発音。その発音で意識しなければいけないのは「唇」ではなく、それを動かす「口輪筋」だったのだ! 新発見をしたようで、なんだかとてもいい気分。 続いて尾崎さんによる、「優しき歌」の練習。 本番では伊藤泰志さんが指揮するので、尾崎さんは下振りと言いつつ、指揮者は楽譜を縦に読み、なおかつ歌っている音の半拍ぐらい先の音を走らせながら瞬間的に準備をしている、という指揮者ならではのお話。そして今回、私たちも先を読んでいく体験をしながら、他のパートの動きを感じながら、自分のパートを歌ってみよう……フムフム。 「優しき歌」T番の楽譜を丁寧に解説。先を読むというのは、その先の展開を意識して歌うこと、他のパートの動きを感じて歌うというのは、例えば8ページの「わたしはおまえを」や9ページの「うかんだとて」のように、上3パートが上行していく時にベースが下降していく、そういう動きを楽しもう、ということ。なるほどなるほど。……楽しめるようになりたいですねぇ。 最後に泰志さん作成のMIDIに合わせてW番まで歌い、楽譜の77ページを開いて、歌詞の解説もありました。 北條先生も技術系の皆さんも、この日の練習のために周到な準備をしてくださり、本当にありがとうございます。憂鬱だなんて言っていられませんね。今しかできない、今だからこそ、の丁寧で大切なレクチャー。次回は「優しき歌」のU番、楽しみにしています。 (アルト 雅子K) ★毎回の練習は、HPの「団員専用ページ」にアップされています。出られなかった方、復習したい方、ぜひ開いてみてください。きっと新発見がありますよ。
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