練習日誌です。今日はアルト

5月23日 練習日誌

実は22日の晩11時ごろ、ハワイ島から帰ったばかりでした。時差がマイナス19時間という、ぼけぼけの頭で臨んだ久々の練習参加。ハワイ島は、オアフ島ほど日本人観光客が多くなく、また、ホテル宿泊ではなく、スーパーで食材を買ってきて自炊をするというコンドミニアムに泊まっていたため、周りから日本語が聞こえることはほとんどありませんでした。メインは英語、そして時々ハワイ語。このハワイ語が、とても柔らかな響きなのです。誰でも知っている「アロハ〜」は「こんにちは」でも「さようなら」でも使えます。「マハロー」は「ありがとう」。いずれも、ひらがなで書きたくなるような優しい響きがあります。英語の子音、例えばs、t、h、k のような鋭い音がないのです。こういう子音が無い、という意味では、日本語に似ているのかもしれません。さて、練習は、その日本語の曲 《やさしい魚》 から始まりました。20 期代半ばの皆さんには陽ちゃんとの思い出いっぱいの曲でしょうが、私には3曲目の「天使」と4曲目の「鳥が」以外は今回初めての曲です(それも、陽ちゃんに振ってもらったわけではありません)。それでも、これまで何回か練習してきましたし、詩の解釈について尾崎さんもHPに書いていらっしゃる曲ですので、少しずつ身体に浸透してきた曲でもあります。練習中に、あっと思った箇所が。2曲目の「ジョギングの唄」にある「〜たしかーめながらー」の「し」が無声音になって、曲が滑っていくと言われました。曲によっては、作曲家が無声音を要求するところもありますが、ここは日本語として「確かめながら」と歌いたいところですね。柔らかな「さ行」の中の「し」。終曲の「やさしい魚」は、陽ちゃん言うところの「絶対無抵抗主義」…「優しさが巨大な暴力と同質の意味を持ち得ることの、ほとんど絶対の主張」であり、「普通の言葉の意味に限界がないことの証明」となる曲です。もっと歌い込んでいくことで、陽ちゃんの言っている意味をより深く理解したいと思っています。後半は、現役さんが20 数名参加して、合同曲の練習。孫のような世代の、声がポンポン前に出る彼らに混じって歌うのは、なんて新鮮なのでしょう。まずは、じーまさんによる 《The Sound of Music》 の英語発音レクチャー。出だしの Climbの子音kの音が聞こえない、と言われましたね〜。Streamのstrの子音、dreamの子音、loveやgive のv 、life やforのf。日本語にはない子音は、なかなか難しいですね。まさに英語らしい子音。二重母音の発音とともに、なんとかマスターしたいものです。ピアニストの山賀さんがお帰りになって、日本語のアカペラ曲の練習に。 《こころよ うたえ》 の最後の歌詞 「いのち尽きるまでうたえ」 は、77歳目前にして、いつまで歌えるかなぁ、などと、ふと現実に引き戻されてしまいます。《鷗》 をうたうにあたり、尾崎さんが、現役の皆さんに「恋をしていますか、したことありますか」と聞いていましたね。私たちOBは、たーくさん恋してきましたよ。(今でもふと、ときめくこと、ありますよ~) この曲は、戦争に青春を奪われ、命を落とした若者たちのへの哀悼と平和への祈りが込められた曲です。今の日本で生きている私たちは、自由を空気のように感じていますが、これからも決して、この自由を手放さずにいたいものですね。今日は、いつもよりちょっと長い練習。いったい何曲歌ったのでしょう。時差ぼけの頭は疲労感でいっぱい。でも、たくさん歌えて、心地よかった~!ALTO MASAKO