来年1月10日に藤沢市民会館大ホールで「福永陽一郎生誕100年記念コンサート陽ちゃんといっしょ」があります。そこに我々は「法政大学アカデミー合唱団現役・OBOG」として出演します。福永先生にゆかりのある9団体が出演し、それぞれ単独ステージと最後に合同曲を演じます。曲目は、単独ステージが「The Impossible Dream」「My Way」「夜のうた」で、合同ステージが「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」「フィンランディア賛歌」。OBOG会からの呼びかけで集まったメンバーということで、OB合唱団のメンバーだけでなくこの演奏会に参加する目的で練習会場に来た懐かしい面々が加わりました。そのため、練習会場は再会を喜ぶ声があちこちで沸き起こりいつもにも増して和やかな空気が流れました。 当日の9団体の出演順について、我々の出番は最後の9番目になる予定と聞きました。そして、どうやら早稲田グリーOBの次らしい。知り合いに早稲田グリーOBで出演する人がいたもので「そちらはどんな感じ?」と聞いてみると、人数の集まりが今一つと謙遜発言。とはいえ、男声合唱の経験豊富な面々にパワーコーラスを展開されてしまうと、次に出てくる我々がやりにくくならないか心配です。でも決して対抗戦ではなく、9団体がそれぞれの思いを持ち寄り全体で作り上げる演奏会です。ここは是非、人数に任せたパワーで他に対抗するのではなく混声ならではの多彩な声のバランスで挑み、夜の歌でしっとり9団体の最後を飾りたい、などと勝手ながら思います。 一方で、たった3回の練習でどこまでできるのか。しかし、音程の明確化や英語の発音などから現状に足りないものを見極め修正していく指揮者の力量はやはり凄いです。プロの英語教師からの指導もありました。懐かしさのあまり浮かれていた方々もやるからには少しでも良くしたいなどと感じたのではないかと思います。できることに限りはあるからみんながそれぞれ一歩先を目指せば良いのかなと思います。 あと合同曲の練習もちゃんとしました。単独ステージの曲の練習は結構多くやる一方で「合同曲の練習は自習しといて」とする団体もあることを知ってしまった私は、「やっぱり我々意識が高い」などと感じてしまいました(当該団体の名誉のためどこの話なのかは秘密。)。それぞれ事情はあるでしょうから良し悪しの判断はできないでしょうが、何か誇りを感じます。 いずれにせよ、「陽ちゃんといっしょ」の本番1月10日は満足して終わりたいです。
ベースTT
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